評価減
人事考課の評定が下がってしまった・・・。
しょうじき仕事がはかどってない体感はあり、予期はしていた。しかし実際に受け取るとへこむのだった。上司はチーム移ってまだ短いし仕方ないからここからアゲてこうなと励ましてくれたけれど、上司に励まされるのはヤバいよなあ。上司がでなく、自分が。よくやってるのでその調子で頼む、以外の評価はよくない。次の半年で同じ評定だとクビ・・・まではいかないけれどだいぶよろしくない。たとえば給料は下がる。困る。
今のチームはクライアントサイドの中では少し特殊なエリアで、自分も馴染みがない。だからこそ良い挑戦になろうと選んだのだけれど、挑むにあたり必要な頑張りが足りなかった。立場を追い込めば自然とがんばるという自分への期待を満たすことができなかった。堕落したな。
今は、去年よりマシとはいえやはり家事育児もあり仕事に使える時間や体力の資源は限られている。にもかかわらず唐突に Podcast をはじめてしまったり ML をやらなければみたいなプレッシャーを感じたりで気が散り、仕事への注力が足りていなかった。
これは優先順位だけの問題ではなく、「気が散る」ことからくる慢性的な生産性低下の問題でもある。仕事中なのに仕事に集中しきれない。これはほんとに堕落したとしかいいようがないので、立て直さないといけない。
集中力に限って言えば、過去に気が散る時期は何度もあった。今までの仕事は気が散っていても経験値で乗り切れたけれど、新しい慣れない仕事は経験値がないので気が散るとだめ。一方で、昔のようにガッツリのめり込んで駆け上がる体力も時間もない。
かわりに: 限られた時間の中で集中して働くこと。成果のでる仕事を優先すること。成果を出すやりかたを優先すること、が求められる。逆にいうと、たとえば新しいテクノロジをさわれる、みたいな自分の興味を優先すべきではないし、同じく深掘りして詳しくなりたい、みたいになんでも自分でやろうとはせず、できる人に頼むことを優先した方がよいということ。
もっというと、好奇心や学び優先ではなく成果を優先するよう自分の価値判断を調整しないといけない。すくなくともチームの中である程度の地位を獲得するまでは。
自分は個人的に成果自体より好奇心や目新しさやハンズオンの充足に重きをおいているのでこれは残念な話だけれど、いまは価値観を優先する余裕が自分にない。それが今回の評定であろう。 wake-up call というやつだ。がんばって成果をだして立場を固め余裕ができたらまた好奇心を優先できるようになる。そう信じて頑張らないといけない。
ただしょうじき、馴染みの薄いジャンルの新しいチームで成果を上げるにはどうべきか、いまいちよくわかんないのだよな。いまのところあまり立て直せる見通しがない。これは時間をかけて真面目に考えないとなあ・・・。自分がそんなちゃんと働けるプログラマなのか不安。しかしこれは向き合わなければいけない不安なのだよ・・・と自分に言い聞かせる。
成果と好奇心が一致していないのは悲しいことか。悲しいことではある。これは自分の実力と期待値と責務が釣り合っていない、端的にいうと実力不足ゆえの話なので、がんばって少しずつギャップをうめていくしかない。
追記: 人事考課の季節