Stressors

仕事のストレスの出どころについて考える。

と、やはり最大のストレスはバグだよなあ。自分が書いたのとはしばしば無関係な、しかもぜんぜん再現しないバグを、アサインされる。この hot potato をなんとかしないといけない。あるいは、やはり再現しない、そして再現しても直せるわけではない「遅い」苦情バグを、アサインされる。

「遅い」バグについては分析プロセスを自動化するスクリプトを書くことである程度は心的負担を減らせる見込みがある(これは去年くらいからやっておくべきだったが、late is better than never.)が、前者についてはどうしょうもない。自分なんてもうバグの相手ばかりであんましコード書いてないのに、なんかたらい回されてくる。そして問題は、しばしば platform なり HAL なり下の方のレイヤーのせいだったりする。そういう時は担当者を探してきてアサインしたり、場合によってはしつこく nudge したりで直してもらわないといけない。前はこういうのも自分で直そうとしていたが、本業がまったく進まなくなるので諦めた。この他人にたらい回す仕事がまず嫌。

しかもこういうバグは大半は再現できないのでログをひとしきり眺めた後「再現できませんでした。似たような報告が他にないか目を配っておくね」とかいって閉じることも多い。この「ログを眺めてごめんと言う」プロセスもまた、心が消耗する。バグの notification がメールで来るたびに、胃のあたりがチクリとする。心が休まらない。

このイヤさは時間とともに軽減されるかと思ったが、慣れによる減少をチームでの seniority に伴うバグ流量の増加が打ち負かしていて、楽になってない。むしろ仕事で裏方的な本体コード以外の割合が増えるにつれ、俺のバグじゃねーストレスが募るばかり。

ふと見ると三年前にほぼ同じこと書いてるな。三年前との違い:

  • 自分にとっての「シニアなチームメイト」というのはもはや存在しない。自分が担当者を見つけてたらい回さないといけない。
  • ロギングが改善され、広い時間軸をカバーするようになった。

まあなんていうか、進歩してないね。たらい回しスキルは上がったかな。クソスキルすぎてうんざり。これを改善しない限り自分のしごとの QoL は低いままで、しかし改善する気はしないので、なんとかしたいなら他にいくのが妥当なのだろうなあ・・・。