会話の無さ
向井さんが転職してしまったので仕事中に雑談する相手が減ってしまった。自分は向井さんともう一人 Y 氏との三人、東京から転勤してきた仲間で社内チャットを持っていて、WFH 前はランチとかもよく食べていた。それが割と息抜きになっていたのだが、二人だといまいち話すことがない。そしてオフィスが開くというのに WFH が気に入った Y 氏は会社に来そうにない。会社いってどうすんだ。まあ同僚とランチ食べればいいんだけど、日本語でクダ巻きたいときもあるじゃん。オンラインにせよオフラインにせよ。英語で管を巻くにしても、ちゃんとした人たちが相手だと毒づいたりしにくいのだよね。ニュアンスも制御できないから下手すると Grumpy Non-PC Jerk 発言になってしまうし。
とはいえ同僚は同僚。物理的に出勤し隣席の仲間たちと雑談するくらいがいいのかもしれないという気もする。
オフラインは品行方正にすればいいとして、オンラインではもうちょっと管巻場所が欲しい。チームのチャットは上に書いたような理由でいまいちだし、そのうえ人数が多すぎる。Twitter とかをやればいいかもと思わなくもないが、精神衛生によくないので躊躇してしまう。あと日本に住んでる人とチャットすると意識の重心が日本に近づいてしまって良くない。一方 Twitter にいるベイエリア, US の人はあれはあれでなんともいえない厳しさがあって混じれない。
Facebook はそのへん意外とマシで、最近は週に一回くらい当たり障りのないことを書いてみている。Japanese Parenting Neighborhood みたいの、個人的な趣味という意味では特に接点がない人たちだけれど、そこは生活、親バカねたでも書いておけば良いということにしている。そういうのはあまり blog に書く気にならない。読んでる人の関心とズレすぎるので。FB as a parenting SNS.
個人的な趣味という意味では最近ぼちぼちと HN にコメントを書いており、いま数えたら過去 3-4 ヶ月で 100 件くらいコメントしていた。なお HN のアカウントありユーザ数はぜんぶで 40 万くらい、うち 100 件以上の投稿があるのはおよそ 40,000 件である。つまり 10%-tile くらいはコメントしている(だからなんだ。BQ 調べ。) - HN では自分のことを識別している人は誰もおらず、ただの mob として気楽に雑なことを書けるのが良い。それなりにスレが伸びることもあるし。人としてクソリプは書かないようにしている。といいつつ downvote されたこともあるのでたぶんクソリプしてるんだろうな。
FB も HN もあまり友達と話しているかんじじゃないね。良くも悪くも。
そういえば Message Passing の backstage GitHub repo もたまに会話があり、それは気に入っている。ただ雑談ブログとはいえそれなりに生産の場で、無駄話をする空間ではない。
ただ、こういう限られた目的の場所をいくつも持ち、それぞれのコンテキストに応じて話をすることで、総体としての雑談が達成される・・・というのが健全なオンラインの会話のあり方のようにも思える。雑談のためだけに集うって、Twitter になっちゃうじゃん。そうではなく、まず目的をもったコミュニティがあり、そこに人が集って雑談が生まれる。友達をつくるってそういうことなんじゃないの。Message Passing から新しい人間関係は生まれていないが、方向性としては後一歩な気がしないでもない。そういえばひげぽんは Kaggle をやって交友関係を広げている。ああいうの健全だよな。
誰かと一緒にできる趣味が必要かねえ。