WFH Week 1

(金曜日に一週間を振り返りながら書いてます)

月曜日

週末に注文しておいた USB のハブや HDMI ケーブルが届いたので繋いで見る・・・が画面の解像度が上がらない・・・Sigh. 仕方なく USB-DisplayPort のケーブルを注文。しかし低解像度でもラップトップの 12 インチよりは 30 インチの方が目がラク。

SSH tunnel 越しの adb だと systrace はほぼ不可能という結論。やむなくオンデバイスで perfetto trace をとって Linux の VM から pull し、それを Chromebook で表示。そのデータをどっかにアップロードして URL 返すくらいやってくれやとおもっていが、そもそも API もないし機密データをアップロードすることもできない Perfetto UI. Sucks.

洗濯機や皿洗い機がめちゃうるさい。ノイズキャンセルヘッドホンが活躍。

モバイル OS がタッチレイテンシの削減に血道を挙げている一方でデスクトップはリモートでさわってもなんとかなってしまう現実。デスクトップはそのへんラクだよなあ。まあ、あるけどね。遅延。

火曜日

明日から公式に WFH 推奨というメール。予想通り。

画面解像度が低く入力のレイテインシもあるが、仕事は捗る。家には気が散るものがないという圧倒的な現実。WFH の方が働きすぎるという記事を過去に何度かみかけたが、わかるわ。

というか、家で仕事をしないと本当に言い訳の余地なく仕事をしていない。要するに会社にいて働いているフリをするという概念がないので、逆に仕事をしなければというプレッシャーがある。成果主義に体を慣らしてきたつもりだったけど、まだまだ職場という舞台装置への甘えがあったと思い知る。

寝室を片付けデスクを共用できるようになったのでようやく台所から脱出。

水曜日

前日、寝る前にちょっと仕事をしてしまった。寝る前に仕事ができる現実がやばい。睡眠に悪影響が出そうなのであまりやるべきではないが、割と捗るのも事実。

朝から喘息治療のため医者へ。いちおう「朝は不在です」というメールを出す。意味あるのだろうか・・・とおもったが実は上司との 1:1 があったことが判明。しかし医者なのでやむなし。帰りのタクシーでチャットで簡単に報告(「特に問題ないです」)をしたら「あのバグみといてね」と返される。はい。

USB-DisplaPort のケーブルが届いたのでつなぐ。ようやく会社員に望まれる解像度を手に入れた。4k にしたい気もするが, Remote Desktop の圧縮ノイズを目にすると解像度あげても無駄では・・・と思ってしまう。なおリモートでは IDE (Android Studio) とエディタ (VSCode) とちょっとしたターミナルを使い、あとは Chromebook 側で済ませている。つまり全部ブラウザ。

気分転換の散歩、腰が重い理由の一つがわかった。戸締まりが必要だからだな。その点会社の散歩はぶらぶら歩くだけなので friction free である。

話し相手が欲しくなる。チャットだと満たされない何かはある。なんとなくソーシャルメディアをしたい気分にすらなるが、たぶん同じく満たされないだろうからやめておく。奥様に「話し相手欲しくなるね」といったら「なるわよ」とのこと。ごめんね仕事中話しかけられるの嫌がってて・・・。

強い眠気のため夜の仕事はせずさっさと就寝。

木曜日

ワークステーションを再起動してね、というメッセージが出たので再起動したところ動かなくなってしまった。おいおい。仕方なく出社してトラブルシュート。ついでに億劫でやらずにいたクラウドのデスクトップ VM をセットアップ。クラウド VM, 会社の物理マシンより若干レイテインシはあるがそれ以外は大差なさそうな雰囲気。再起動のたびに会社いくのもやだしこれでいいかな・・・。

オフィスに来てみると、フロアの見渡せる範囲で数人。午後になると更に数人増えた。休憩コーナーが従来どおり整備されていて驚く。むしろ人がいないので普段よりおやつの在庫が潤沢。食堂は縮小+衛生管理厳重モードで営業されていた。ま、もうしばらく来ません。

夕方、初のリモートミーティング。これはいつにも増して発言しにくいなー。滑舌やアクセントの悪さからただでさえ発言したくないのに、マイクの動作にも不安があってまた敷居が上がる。なお寝室の mess を映したくないのでビデオは切っている。

ミーティングといえば、チームの誰かが「雑談部屋」みたいなビデオチャット (Meet) のチャンネルを作っているが、帯域も集中力も無駄にする気がして参加する気まったく起こらず。

とはいえこう、疎外感とは違うけれど loop から unhook された感じは否めないねえ。自分は仕事は九時五時という人間なのでそんなに寂しさないけど、仕事の重要度が高い生き方だと寂しい、虚しい気持ちになりそう。

TGIF 動画を見ていたら娘が入ってきて「あのおじさん誰」とか「字だけなの?」とか言ってる。機密情報ですよあなた英語わかんないからいいけど・・・。なお先のミーティングでは  TL の画面にちょっとだけ息子が登場していた。TGIF 登壇の幹部たちは会社っぽい場所だったり自宅っぽい場所だったり、まちまち。

金曜日

夜ふかししてニュースを読んでいたため朝起きて走るのに失敗。しかしあからさまに精神衛生が損なわれているので妻子おでかけ後に走る。この柔軟性はいいな・・・と思ったが、走った直後はさすがに疲れていて仕事が捗らない。やはり朝走るのが一番。

Santa Clara School District が closure を発表。大統領も National Emergency を宣言。それにあわせてついに子のプレスクールも閉鎖。はー。予想どおりだけどいざくると厳しい。奥様と相談が必要だが、そんな時間もない。会社は緊急事態だから勤務は「柔軟」でいいとかいうけど結局人事考課では成果をみられるわけで、板挟み。まあ national emergency なので仕方なし。一年くらいは覚悟しているが・・・。それにしてもものを考える時間も場所もない厳しさよ。

それはさておき仕事。ベンチマークのスクリプト、普段は手元で動かしているがリモートでは動かせないので、自動化につかっている Lab で動かすスクリプトを介して動かす・・・が動かない・・・。手元で動かすには色々小細工が必要なのだが、自分の使っていたワークアラウンドはいつの間にか使えなくなっていた。インフラ担当のひとに泣きついて助けてもらう。しかしこの自動化スクリプトを挟むとターンアラウンドが 10 分以上かかるので、まったく仕事が進まない。きびしい。

自分の仮想終業時刻である17時前に妻子は返ってくるのだが、そうすると17時に切り上げるプレッシャーがより一層高まる。その割の朝は 9 時から働けない。もうね。ちゃんと働くの無理。 まあせいせい寝る前にちょっと埋め合わせますわ・・・。

来週からは大変だが、気が重いなーとか逃避してても仕方ないのでプロアクティブになんとかしていきたい。