朝型化一年

朝おきるようになってからだいたい一年くらい経ったらしい。

ここ一ヶ月くらいまた起きられなくなっていて困ったものである。基本的に朝の時間は論文を読むことか、Podcast のオフシーズン中は小さな余暇プログラミングプロジェクトに費やされていた。今は PyTorch の写経をしているが、こいつがまったく捗らない。

捗らなさについては別に書くとして、朝おきるのは機能していたなと思う。朝と週末のスタバ逃避は自分にとっては dignity を保つのに必要。なので朝に時間がとれないと精神が削られていくのがわかる。

なぜ夜ではなく朝なのか。世の中の子持ちの大人はよく子を寝かしつけた後に「自分の時間」活動をしている。自分の場合、夜は起きていてもぼんやりインターネットで時間を溶かしがち。あまり意味のある活動ができない。なぜなら夜は疲れているからである。世間の大人たちはなぜ夜でも大丈夫なのかというと、あいつらは若くて体力あるんだよ!若さを口にするのが age discriminative なのだとしたら単に体力の差だということでもいいが、人間の個体差というのは存在するのでみな自分にあった方法を探していきましょう。

夜に活動する別の問題は over budgeting すなわち夜ふかししすぎて翌日に差し支えがち。昼の仕事が世を忍ぶ仮の姿で夜の活動がメインの aspiring people はそれでいいけれど自分は昼の仕事の成果は重要なうえに雇用リスクはリアルなので、あまりそっちを危険にさらしたくない。夜ふかししすぎることはあっても朝早く起きすぎることはあまりないので、そのへんは安心。

実は目覚ましを使うと朝早くおきすぎることはあり、一時期それで寝不足だった。それ以降、就寝が遅れた時は目覚ましの設定時間も遅らせるようになった。


朝起きるための工夫。

Philips の明るくなる目覚まし。これなしにおきるのはほぼ不可能といってよい。最近は子の寝室でも使っている。就寝の際に段々と暗くなる機能があるのも(子の就寝の)役に立っている。まあ大人はスパッと消せば良い。もうちょっと明るいといいんだけれど。光量を補いたいと青い光のバージョンを併用したこともあるが、目覚ましと連動しないのでいまいち。

部屋のデフォルト照明を明るくする、のは夜に眩しいなど様々な都合でやっていない。しかし検討すべきかもしれない。

Fitbit 腕時計の目覚まし機能。腕でブルブルされると、それなりに目が覚める。Philips のお供に。眠い時は無視してしまうが、そんなに眠い時はどのみち寝たほうが良いから問題なし。目覚まし専用機とちがって一日中つけておけるため、つけ忘れがよい。Android や Apple の時計はバッテリーが持たないのでダメ。

すかさず Podcast を聴く。音があると目が覚めやすい。内容はどうでもよいものほど望ましい。立ち入った話は眠くなるので。そういう意味で Audiobooks は不向き。朝のニュースみたいのがよい。つまりラジオだな。音をならしつつトイレに行って用を足し、顔を洗って髭を剃る。ダメな人っぽいがそういうもんです。

すかさずラップトップの光を浴びる。人の睡眠を妨げると評判のブルーライト、それを逆手に取ろうではないか。しかしダラダラと時間を溶かしがちな諸刃の剣。スマホは完全に時間を溶かすだけなのでおすすめしない。

早く寝る。だらだらとインターネットして夜ふかしすると試合終了してしまうが、やりがち。ありがちな問題として、夜のうちに片付けなければいけない諸用があるのに procrastinate して就寝がおくれるパターン。これはきっと翌朝に繰り越すのがただしい。ただしシャワーとかはさすがに寝る前に浴びたほうが良い(が、ダラダラおくれがち。)

早寝の助けとしてメラニンを服用する。イライラしているなどで寝付きが悪い時に有効。定常的には使ってない。

朝にやるプロジェクトを exciting なものにする。あるいは締め切りのあるものにする。やることがはっきりきまっていないと起きられない。最後にかいたけど、これが一番重要かもしれない。しかしそんな exiciting なプロジェクトがあれば苦労しないのだよ。