時間予算日記 (14)

夕方、晩飯を食べて風呂に入れると子はもう寝る時間。まったく戯れる時間がない。週末ためしに晩飯前に風呂に入ってもらうと食後に余裕が生まれた。

夕食前に子を風呂に入れたい。しかし奥様は炊事をしている。自分が帰ってきて風呂を担当する必要がある。17:45 くらいに帰ってくれば 30 分で風呂に入れて出して 18:30 前に夕食できる。しかしそのためには 17:00 ぴったりに退社しないといけない。

一方、朝は子の歯磨き補助やプレスクールの送り出し補助などで出社が遅れがち。9:00 仕事開始を miss することが増えており、8 時間労働のコミットメントが危ぶまれている。この slippery scope を下りたくない。遅れた日は帰りを少し遅らせて補っているが、子の風呂を担当するなら帰宅時間もハードデッドラインになる。それは無理なのでは・・・。

色々と愚痴の萌芽が脳内を渦巻くがそれはスルーし、できることを考える。そろそろ手を付けたくなかったものに踏み込んでいく必要がある。

候補 1: 通勤時間の短縮。自転車を買い直して自転車通勤する。三年前に盗まれて以来徒歩だった。これで 30-40 分増える。しかし自転車を使うと通勤を兼ねたジョギングが自分の生活から失われ、運動不足および脳内麻薬切れの恐れがある。また帰路のオーディオメディア消化もだいぶ減る。

候補 2: Mail WFH. 家でメールを読んでおく。朝か夜か。まあ朝だろう。いま課外活動に使っている朝の時間の一部を仕事メールの消化にあてる。家で仕事をやるのも課外活動を削るのもイヤだが、可能ではある。朝はどのみちインターネットでダラダラしがちなので、かわりにだらだらメールを読んでも大差ないかもしれない。あと会社で朝からメールを読んで勢いを損ねる残念さを克服できるかもしれない。

候補 3: 候補 1 のバリエーションとして、徒歩通勤で歩くのをやめ帰りも走って帰ってくる。そして自分の風呂ついでに子も風呂に入れる。一瞬名案かと思ったけど、現実的には自分は風呂に入れない可能性が高い。そして風邪をひく。危険。

候補 4: 候補 1 に加え、夜中にジムなり公園なりで走り脳内麻薬を補う。就寝が遅れるので朝の課外活動が削られるが、メールに削られるよりはマシかもしれない。朝走るよりは夜走るほうが、シャワーを夜の一回で済ませられて良い。あとジムで走れば本が読める・・・かもしれない。しかし夜はもうだいぶ疲れててきびしい気もする。本をよむ気力はなさそう。

候補 5: 仕事中いまよりカリカリ働く。できりゃ苦労しねえっつうの。言ってみただけ。

候補 6: 候補 2 (Mail from Home) と 候補 4 (自転車 + 夜のジム) を同時にやるとどうなるか?朝の課外活動の時間が睡眠とメールで完全になくなる。しかし会社でメールを読む時間を減らせ、かつフル 8 時間いられるので・・・仕事がはかどる。いや仕事はそこまで捗らなくていいな。アメリカのワーカホリックというかんじの時間割。

候補 7: 夜の睡眠を削り、昼休みに昼寝する。ハードワーク父母のあいだでは割とポピュラーなオプションである現実を目撃しているが、精神衛生および健康を損ねがちなのでパス。

自転車、あったらあったで通勤以外も便利だとは思うけれど、家の中には置く場所がなく外におくとまた盗まれそうにも思え、うーむ・・・。

課外活動か精神衛生と家族の時間のトレードオフ。むー・・・。まずはためしに朝メールを読んでみるかなあ。いちばん開始の敷居が低いので。

とかおもっていたら今日は奥様が夕食前に風呂をやっていてくれた。ありがたし。


なお以前書いた寝る前の家事は、できたりできなかったり。気力がない時もあるし、dish washer が done でない日もあるし、こうしてなにか書くのを優先する日もある。さぼった翌日はだいたい朝が遅れ、出社が遅れ、イライラしがち。自業自得だけど、そんないろいろちゃんとやるには意志力が足りてない。