Pricing, Medium vs. note

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  • Medium の pricing を眺める
  • $50/year or $5/month. これを engagement に応じて writer に分配するらしい。
  • 読み手としての嬉しさはさておき、書き手は競争が激しくて食えなそうだな。こうした歴史的雑誌たちよりユーザが沢山つけば話は別だが、そんなことあるのかね。あまり想像できない。
  • note.mu の課金を見ると、こっちはコンテンツ単位。Medium と note, 同じようで違うと前に書いたけれども、やはり違うな。note もやがて paywall 地獄始まるかとおもっていたが、この課金モデルだと動機がない。Paywall の動機を持っているのは書き手だけである。
  • Paywall を押し付けないと課金しない書き手のインフラをどう賄うかという問題はあるけど、課金者からのショバ代に転嫁するか、広告を出すかすればよい。
    • 無料分を広告で賄えるのは Medium にも同じことが言えるが、そもそも広告が嫌いでやってるビジネスなので打てない手となっている。
  • Medium が儲からなそうな一番の理由は membership だと単位ユーザあたり課金額の上限が $5/month に固定されてしまうこと。ソーシャルゲームとかだとユーザのカネ使いすぎが問題になっており、そういう "digital whale" への依存が色々な意味で問題になっている。しかし文章の課金にはゲームのような射幸性はないんだからカネ使いたいなら使わせてやればよくね。
    • 逆に読んでも読まなくても毎月自動的に $5 もってくのは、それはそれである種の人間の性向(惰性)に依存している。雑誌の購読ビジネスはそれに依存していると思う。これを "friction-free" と呼ぶのを止めはしないが、使いたいときに使いたいだけ使える方が個人的には好き。
  • というわけで note はサイトの出来は気に入らないが商売としては頑張って欲しい感。