Stepping Out From The Mess

職場から持ち帰った仕事での不機嫌が感染して子も不機嫌になる、という vicious cycle が発生した。よろしくない。

帰り道に考え事をするのは生産的ではあるが、仕事で BS が発生した直後だと考え事を通じて腹立ちが長引いてしまう。仕事が BS だった日はむしろ家への帰路で podcast なり audiobook なりを聴いて仕事を detach した方がよいのではないか。仕事以外の考え事するでもいいけれど、題材があるとも限らないし。

一方で仕事から一歩距離を置いて何かを考える、というと大仰だけれども目先のバグから一歩下がって翌日やるべきことを考える、とかは意味があるし、記憶が失われる前、その日のうちにやった方がよい。というわけで仕事というかデスクを終業 30 分前に離れ、よそのオフィスにラップトップを持ち込んでコードから離れて wrap up をしてみる。(コードはデスクトップで書いています。)

終業間際までコードを睨んでいるよりは良い気がする。欠点としては移動のオーバーヘッドがあるのと、このまま家に帰るのでラップトップをもって通勤しなければいけない点。あとなんだかんだで実作業時間が減ってしまうのは若干いまいち。ラップトップは諦め、歩きながらの考え事とおなじく紙のノートを受け入れれば良いのかな。まあ 30 分前 wrap-up 自体は実験的にしばらく続けてみよう。アラームを設定。


ところで先週ことさら BS に腹がたったのは、一つには風邪のせいで二週間くらい課外活動ができていなかったせいもある気がする。気分転換がなかった。Podcast の準備に paper reading とかをしていると、仕事以外のテックな関心事がアクティブになるので仕事が多少ムカついても気を散らせて良い。気が散るのは一般には良くないことだが、BS が目の前にあるときは有効な気がする。仕事の性質上ある程度の BS は避けられないので、課外活動をもっておくのは精神衛生の予防に良さそう。「仕事の他の趣味があるといい」みたいなのってどうでもいいとおもってたけど、働いて稼ぎ続ける必要性を考えるとあながち無視もできない。やれやれ。