Intermittent Fasting

増えすぎた体重を減らそうと減量を初めたのが 2 月。三ヶ月で 73.4kg から 62.6kg まで減らし、無事目標の 63kg を突破した。めでたさを記録しておく。手元の記録によると引っ越し直後の 5 年前には 65kg くらいだったらしい。胃潰瘍でやせ細っていた時代の名残。5 年間で +/-10kg を往復してしまった・・・。

最初は軽く食事を減らしてみたものの体重が変わらず、もうちょっと攻めた方法にと intermittent fasting / IF すなわちプチ断食を試した。自分は The Obesity Code というダイエット本を参考にしたが、Reddit の WikiWeFa.st という IF 愛好団体のサイトでだいたい必要なことはわかると思う。WeFa.st は Jack Dorsey も IF してるという新聞の記事で存在を知り、こんなシリコンバレー系無駄に意識高いアホなやつらと同じことをしていたとは・・・と残念な気持ちになってしまった。同じバカっぽさなら Reddit の肩を持ちたい。どうでもいいけど。

IF はその名の通り断続的に食事を抜くことで体重を減らす。食事を抜く頻度はキツさと体重を減らしたい度合いによって色々。自分は「週 2 回食事を食べない日を設ける、ただしその断食日も 400kcal は摂取して良い」というルール (ジャーゴンでは 5:2 と呼ぶ) からはじめ、次に 400kcal の部分をやめて完全食事レスに切り替え、最終的には「週二日食事レス+週一日晩飯のみ」に落ち着いた。月曜金曜は食事をとらず、水曜は晩飯だけ食べる。

細かいコツとかは上のリンク先を参照のこと。IF 信者は色々効能を説いており、インターネットでも検索すると体験談がでてくる(この文章もそうした体験談の一つである)が、信者以外の共通見解は:減量効果は他の減量メソッドと同程度、ただし挫折しやすいのが欠点、というくらいらしい

個人的には「一切食べない」というわかりやすさが良いと思った。もうちょっとだけ・・・みたいな誘惑と戦う余地がなく諦めがつきやすいし、制限しない日は普通に食べられるから気がラク。なお普通に食べると言っても snack と sugar はやめている。

体脂肪がある限り食事を抜いても腹減り感があるだけで倒れたり意識が遠くなったりすることはまったくなく、従って体重が増えたらしばらく食事を抜けば良いと身を持って学べたのは良かった。肥満への恐怖が薄らいだ。


目標を達成したこのあとはどうしたものかなあ。

信者になったことだし IF 自体は何らかの形で継続したい気がしている。リバウンドの懸念があるだけでなく、休肝日ならぬ休胃腸日があるの、体を休めてる感じでよい。あと食事がないと腹は減るけど食事の時間は浮くし、食後の胃の重さや眠さもなくなりその点では快適。

体重がどこまで下がるか見届けたい好奇心がある一方、週三日は若干きついのも事実。キツいのを続けてなんとなく破綻させ失敗した気持ちになり次に体重が増えた時に IF する気がおきない、というのは避けたい。

まず週二日にして、しばらく様子見としよう。体重は測り続けて経緯をみたい所存。やめたくなったらやめます。