Bad Parts of Performance Work

性能仕事には色々イヤなところもある。

なにかと組織やコードのダメなところにでくわしがちなのも、イヤさの一つ。どんな仕事も多かれ少なかれダメさと戦う必要はあるが、性能仕事はその程度がひどい。コードにしろ組織にしろ抽象化なりプロセスなりでダメさを隠そうとするわけだが、性能は隠せないので。

わかりやすい例として、レガシーコードの奥の方が遅いみたいなやつ。速くするにはそのレガシーコードを触らねばならず、ウっとなる。性能改善に Anti-Corruption Layer はない。

組織のダメさでいうと、マネジメントの意向でインテグレートすることになったよそのチームのコードが遅い、みたいなやつ。そのコードは特段ひどいわけではないが、しかしよくわからん・・・みたいになる。

別の組織のダメさ。なんで性能関係の CI 無いの?と思って追求していくと SWET/QA 部門と開発チームのつなぎ目にある crack に落ちてた・・・みたいなケース。

こういうのが次々と出てくる。

自分はなるべくダメさに怖気づかずズカズカ入っていって直したいと思っているのでそのように振る舞っているが、ダメさに向き合っているとどんどん仕事やコードや組織が嫌いになっていくという問題があり悩ましい。Burn-out しないよう程々にしないとなあ。まあ九時五時で働いているとなかなか burn-out するほど消耗しないけれど。