Review 2018 / Work

今年は自分比でいつになく仕事をがんばったので仕事について考えることが多かった。稿を分けてなんか書いておく。

自分について

  • とにかく集中力とか生産性が低く struggle している。今年は多少立て直せたが、今よりだいぶキチキチ働けるようにならないと雇用が危ういというか成果出せんわ。
  • 自分でやろうと思ったことは軒並み失敗し、目先の性能バグをひたすら直すことで評価された。この状態は sustainable でないかんじがする。物理的に胃が痛いし。
  • バグ直し以外で成果がでなかったのは単純な能力不足以外に
    • プロジェクトのまずさ:好奇心優先で成果を軽視していた。
    • コードベースの不理解
    • 締め切り、関係者の多さにともなう調整能力不足
    • より一般的に、ある程度規模のあるものを計画する能力の不足
  • などがある。まあ最後の項目の subsections がその上の3つなわけだが。これは自分の給与水準的にはまずい状態なので、なんとかしないといけない。
  • Android の性能まわりについてはある程度詳しくなった。ただ所詮仕事のアプリで問題になる範囲の話なので小さなサブセットではある。たとえば描画が遅いとかネットワークが遅いというふつうのアプリでありがちな問題は仕事のアプリにはない。まあ前のチームである程度やったからいいといえばいいけれど。

チームについて

  • コードは、不満はあるけど前よりはだいぶマシ。開発プロセスとかの未熟さを照らし合わせるとこの水準は偉いとすら言える。古株の TL がんばったね。
  • 開発プロセス。会社の Monorepo になったのはまえよりはいいが、ハードウェアや OS の文化に引きずられるせいか、どうにもならないモダンさの欠落があってそれは辛い。それの辛さを共有できる人が少しはいるのが救い。一方でそっちの文化になれてしまっている人も結構多い。
  • ただ古いプロセスなりに機能はしており、崩壊してるはない。Bugtracker とかちゃんと triage されているし。ただこれは完全に TPM 個人の hard work に依存しているので、そのひとが burnout したりするとやばい可能性あり。
  • あと OS やデバイスべったりである厳しさの対価として Android にありがちな古い OS や奇妙なデバイスへの対応とかがないのはとても良い。
  • チームの human side. 淡々としている。あと English native speakers と non-native speakers というか喋らない Asians の間にうっすらとした壁を感じる。面白いことだが、これは non-native speaker の数が多い故に発生している壁に見える。要するに我々 ESL Asian はあまり chitchat に参加しないわけだが、chitchat に参加せず淡々と働いてる勢が一定数を超えると chitchat してる人々との間にコミュニケーションの境界ができる。一方でそれが嫌かというとそんなこともない。自分とか 5 時で帰らないと行けないのであまり chitchat してもいられないし。ESL でない流暢で社交的な Asian 数名がこの境界を取り持っている面もある。
  • 相対としては、すごい functional なチームだ!というかんじもないけど dysfuncdtional というほどでもないかんじ。我ながらえらそうだなー。

製品について

  • なかなかクールで良い。まあ概ね research の人々の成果だし、アプリのレイヤにしても自分はほとんど貢献してないので特に胸を張る感じでもないけれど、それでもなにかクールなことが起こる瞬間を比較的近くで目撃できるのは良いものである。