関心過剰

Rebuild.fm に呼んでもらったのでカメラの話でもすっか・・・としたわけだが(他に話すことが何もない)、エゴサーチしていると思ったより話題になっているようでやや焦る。根本的に話してまずいことは話してないはずだが、広報のひととかギョッとした可能性あるな。ごめんね・・・。基本的にはこういうところで細かいことを言わないのがあの会社の良いところだけれども、電話機日本再上陸はおもったよりだいぶ注目されていたのだった。

US だともう三代目なので特に novelty はなく、はい発表会、ハンズオン、レビュー、みたいなメディアの空気を感じるし、自分もそう思っていた。日本の注目度が高いのはきっと良いことなのだろうけれども、今更ベンチマークで iPhone と比べていたりして、おまえら Snapdragon を何だと思ってるんだ・・・と思ってしまう。いやいいんだけど。

ブラウザ仕事の頃は、コードもオープンソースだったし、他に日本で同じ仕事をしてる人もたくさんいたし、ウェブ開発者が顧客みたいなプロジェクトだったし、対して注目されるような仕事でもなかった。しかしスマホはコンシューマ製品で、カメラは推し機能。そして日本語圏でその機能にいちばん精通しているであろう人間がたまたま自分(周辺チームに日本語圏のプログラマがいないから)という組み合わせによって予期せぬ関心を招いてしまった。

まあ自分も心の何処かで人の関心を引きたい気持ちがあり(メディアで話すというのは本質的にそういうもんである)調子に乗りすぎたのだろうね。しかも自分が根本的な部分でカメラの専門家でないせいで、話す内容がどうしても素人向けというか表面的でネタっぽいものになってしまった面もある。

やりすぎたのは今回は仕方ないとして、その関心を自分の風評の水増しに使わないよう気をつけないとなあ。まあ話を聞いて自分がカメラテクノロジの専門家だと誤解するような非素人はいないと思うので、そんなに心配してないけど。