To Mute

Google insiders: meeting leaks backfired, gave execs moral high ground - Business Insider

James Damore の事件以降つぎつぎに色々な資料がリークし続けている勤務先、ついに会社の all hands の中継動画がリークされて発言が live tweet されるとか、もうどうにもならいなと思う。

自分はもともと勤務先のことを経営陣によるすごい判断が支えているとはあまり考えておらず、ボトムアップと運の力でなんとなくうまくいってる説をファンタジーとわかりつつも支持している。ある種の sensitivity もなるべく低くして、いまいちな経営判断があったくらいでがっかりすることはなくなった。でもボトムアップのファンタジーを信じていると、こうした下々による心ないリークやその帰結は hurt なのだった。今日は会社やめたい衝動がにわかに沸いた。稼がないといかんのでやめないけど。

ファンタジーとか社畜精神とかはおいておくとして、社内のメーリングリストやソーシャルメディアなどでの発言が次々と新聞やらニュースサイトやら右翼過激派やらに転載されるような会社で働きたいか。自分は(主に仕事の生産性向上のため)数年前から社内のフォーラム類は見ない書かないの方針でぜんぶブロックしているので直接の被害はまずないけれども、なんていうかすごく嫌なものだよ。新製品のリークの方がよっぽどマシ。

なにかが壊れてしまって、バラバラと崩れ落ちていくものがある。崩落の地鳴りが事件のたび心をよぎり、そのつど一層音量を絞り込んで、日々を生きていく。聞こえなくなってしまったものはきっと色々あるのだろうけれど、すぐに忘れてしまう。それを悲しいとすら思わなくなる。耳を澄ます privilege を自分は持っていない。

衝動的な愚痴なんでそっとしといてください。