Evicted

Evicted: Poverty and Profit in the American City を Audible で聞き始めた矢先、アパートのドアに管理事務所からのお手紙が。「三日以内に家賃払うか出てけ」「法的な措置をとるからよろね」という。マジかよ!慌てて管理サービスのページを開くと auto-pay の設定が切れていた。すかさず支払う。しかしこんな脅迫状送りつけてくる前に一声かけてくれや・・・。三日前に通知とか、うっかり旅行中だったら詰んでしまう。Auto-pay を設定しなおすと同時に、設定の見直しを促すカレンダーイベントを作って予防線を貼った。明日 leasing office にいって支払いが認識されていることを確かめねば、と思ったら off-site で不在とか張り紙がはってある。脅迫状送りつけといてだんだよーーーもーーー。

前に住んでいたアパートはもうちょっと穏当なメッセージで通知された気がする。このアパート、立地はいいけど運用は色々と好きになれん・・・。なお先の書籍によると、いちど法的な措置が発動してしまうと、裁判で勝とうが負けようが訴訟された記録がデータベースに残り、就職やらローンの審査やらに影響がでうるという。疑わしきは無罪の原則は資本主義の圧力により崩壊していたのだった。読んでる本がよくないのかもしらんが、アメリカのろくでもなさに対する確度が高まっていく日々。

Mountain View は今年から rent control の法案が施行された。最初はめでたいと思っていたけれど、これって大家に住人を追い出す incentive を与え、長期テナントはなにかと迫害されうるよなあ。自分たちは本来は大企業勤務でわりかし stable income 、かつたいして文句もいわない優良住民のはずなのに、rent control のせいで追い出し候補になってしまう。ダメじゃん。はー Sunnyvale に帰りたい・・・という気分。


十年前に住んでた桜新町のアパートでうっかり半年ほど家賃を払い忘れたら大家さんが遠慮がちにやってきたのを思い出す。あの頃は平和だったなあ(そして馬鹿だったなあ・・・)。なおその次に住んだ広尾のアパートは2日くらい払いが遅れたら親に電話が行き、かつ大家がドアをドンドン叩いて催促に来た。それでも法的措置を取られるのよりはマシな気がするよ・・・。