WKB.UG, 2018 Edition

去年はドメイン切れで怒られた wkb.ug ですが、今年はサーバが落ちてて怒られた。ごめん・・・。

しかし原因がさっぱりわからん。こいつは hasb.ug というウェブアプリのインスタンスで、hasb.ug のドメイン自体はとうに失効したのだが wkb.ug には使われていた。Hasb.ug は完全な素人ウェブアプリなためまったくモニタリングもなければデバッグのためのログもほとんどなく、問題がおきるとお手上げ。そのうち壊れるだろうから App Engine なり Heroku なりのメンテ不要な semi-serverless 環境に移さなければなあと思ったまま面倒で放置していた。そしたら本当に壊れてしまった・・・。

なので重い腰を上げ App Engine に移動。まあ URL をパターンマッチしてリダイレクトするだけのほぼ hello world アプリなのでコード自体は 10 行くらいなのだけれど、色々な設定がかったりー・・・とおもっていたが実はまったくかったるいことはなく、一時間半くらいで移行完了。しかもオマケで HTTPS に対応までしてしまった。

App Engine (Standard), 昔はカスタムドメインの扱いがほぼ不可能だったのが、いつの間にか普通に使えるようになっていた。そして Python 版はサードパーティライブラリを使うのが超絶面倒だったのが Go はなんかふつうに go get して使える。というか標準の App Engine 自体の SDK ライブラリすら go get を要求される。カスタムドメインとライブラリ、2つの欠点がなくなった App Engine Standard (for Go), しかもタダで HTTPS がついてくるとは最強の趣味ウェブアプリ環境じゃね?とおもったら HN でも同じことを書いている人がいた

Google Cloud は総体としてみると AWS にはだいぶ及んでない感じだけれど、時々こういう気の利いたものが混じっていてよい。


追記

Python 3 is now available on App Engine standard environment | Hacker News のスレを見ていて気づいたこととして、このリリースからは Python も PIP でふつうに Flask とかをインストールして開発できるようになるのか。よくね?Datastore とかどうするんだろうな。まあローカル変なニセ環境を使うよりはネットワーク越しに本物の Datastore をさわればいいのかもしんない。認証とかどうすればいいのかわからんが、まあ必要になったら調べますよ・・・、