CVAA: Chapter 2

Computer Vision: Algorithms and Applications を読み始めた。二章、基本的な数式や画像処理上のコンセプトをまとめている。

Amazon のレビューにもあるとおり、あまりよく書けてない。この章も分かる人には通じるがわからない人には通じない系の話が多かった。ただ color space とか gamma correction とかは何度勉強してもすぐ忘れて混乱するので、手元にこの手の資料があって基本的な式や説明を参照できるようになったのはよいかもしれない。

まえがきにリファレンス目的に書かれたとある。内容もさほどリニアでなく、しかも長く、しかも書き方がまったく親切でもないし詳しくもないので、全部はよまず興味のある章だけつまみ読みかなあ。

CPU, OS や言語処理系のような超代表的なCSジャンルはきちんとした教科書があるけれど、周辺的なジャンルにすすむほど決定版の安心して読める教科書が乏しくなる辛さ。

2011 年出版でそんなにあたらしくもないはずだが、大学の CV の授業は参考文献としてほぼいつもこの本をリストしている。まあ最先端の成果は NN にやられてしまっているにせよドメインの基礎知識的なのは共通しているのでしょう。


去年 Goodfellow の悪魔の書を読んだときはなんだかんだで一日毎朝 1-1.5 時間くらい読めていたが、今は 30 分くらいしか読めない。厳しい。

子供が乳だけ飲んで歩き回りもせず寝てばかりいる最初の半年くらいは平和だったなと思う。子供がちゃんと成長しているのはよろこばしいし、世話や相手をしている時間も去年のような謎の生命体を相手にしているストレスは減ってむしろ delightful だけれども、時間のなさは悪化している。同時に諦めも進んで大きなフラストレーションを感じることもなくなったため、精神衛生は大丈夫でよかった(?)。