Mindfulness
ともだちがマインドフル·リーダーシップという本を読んでいた。リーダーシップにある人は mindfulness があったほうがいいよ、という話らしい。たしかに。上の人がイライラしたり気が散ってたりするとやだよな。そしてそういう人は一定数いそうではある。
既にどこかで書いた気もするけれど、自分が mindfulness というか meditation というものに興味を持ったのは10年くらい前に何かの雑誌で記事を読んだ時だった。外資系企業でブーム、みたいな内容だった記憶。最近は mindfulness を名を変えはやり続けている。息が長い。まあ仏教と同じくらいのロングセラーなわけだが・・・。
自分はそのときに半年くらいやってみて効能を感じ、その後も人生の辛い時期になるたび断続的に mediate していた。ただランニングをするようになって憂鬱な気持になることが減り、meditation もしなくなった。運動の方がはっきりと精神衛生に寄与するから。
ただ憂鬱な気持はともかく気が散る現象は続いていて、未だに苦しめられている。抗鬱ではなく集中のための道具としてふたたび取り組みなおしてもいいかもしれない。やりかた、だいぶ忘れちゃったな。
最近どこかのテック資本家が meditation は gdb みたいなものだと言っていた。自分はどちらかというとモニタリングみたいなものだと思う。top みたいな。言いたいことは同じだろう。何かおかしなプロセス(おかしな考え事)をみつけて、kill する。Meditation というのはおかしかろうがなんだろうがプロセス(考え事)が頭にうかんだら kill するプロセスを繰り返す練習。その訓練を重ねると日常生活の中でもバックグランドで top を起動しておき異変にきづき kill できるようになる。結果として集中力が増す。
これを教えに組み込んだ仏教は偉かった。キラーコンテンツ。でもそろそろ独占を手放す頃合いなのだろうね。