Podcast Editing: Snapshot

Podcast の編集手順を記録しておく。

前提: 二人が会議室に集まって録音している。各自マイク持参のうえミキサにつなぎ、それぞれのマイクをステレオの左右に割り振る。そのステレオ出力をUSBに変換して電話機につなぎ、録音アプリで録音。セグメントごとに別々に高音質 MP3 で保存して Google Drive にアップロードし、それを Linux laptop からダウンロードして Audible で編集し、96bps モノラルの MP3 でエクスポートして Cloud Storage にアップロードしておしまい。

編集でやること:

  • 音量の調整
  • ノイズ除去、空白、言いよどみなどの削除
  • 効果音の挿入

作業フロー:

  • 前処理:
    • まず複数セグメントを Audible にとりこみ、単一のトラックに連結する。
      • そもそもセグメントのファイルを分けているのは録音失敗のダメージを軽減するため。
    • ステレオトラックを二つのモノラルトラックに分離する。
  • 通して聞きながらの細かい編集:
    • 過剰な空白や「えー」「あの、その」などを消す。 (大変なのであんまりがんばらない)
    • 音量がバーストしている部分(咳、笑い声、マイクに近すぎる瞬間、マイクぶつけたとか)の音量を減らす。これはあとで音量を正規化するときに役立つ(バーストがあるとうまく正規化できないし、耳が痛い)
  • マクロな調整
    • 正規化
    • ノイズ削除 (理屈はわからないが二回かけるとだいぶよくなる)
    • 二人の間の音量のバランス調整
  • 効果音の挿入
  • エクスポート


一番時間がかかり疲れるのが通して聞きながらの編集なのだけれど、その前後も手順を決めておかないと何度も正規化したりノイズ除去したりして音質を落としたりしがち。細かい編集はあまりやりたくないのでちょっとした空白とか言いよどみはスルーしている。バースト消すのだけはサボれなくて厳しい。アルゴリズムでなんとかなりそうなものだが・・・。


追記

  • スパイクを消すのは大変すぎるのでコンプレスすることにした。自分の設定だとコンプレスするとノイズが増えるので、コンプレスする前にノイズ除去している。

追記2

Rui-san の勧めに従い Auphonic を使い始めた。ローカル版を買ったほうがいいらしいけど動かせる環境がないのでオンライン版。音量の調整とノイズ除去はコレ任せになった。空白除去などの削る作業だけ自分でやってる。