ToyQL: Volcano Paper

Redbook でも推薦されていた Volcano の paper を読む。(実際にはいくつもあるシリーズの一つ。)

俺の考えた最強の SQL 実行エンジンフレームワークを作ったぜという話。実行計画の個々のノードをある種の高階関数として定義しカスタマイズによってノードの実装は数を絞る、同時に複数の入力ストリームから出力を一つつくるストリームとしてノードを抽象化し、そういうストリームをつなぎあわせて実行計画を作ろうな、という主張。Rx の話を読んでるみたいな気分。これが 1990 年とは、アカデミアなかなかやる。C 言語で書いてあるのにイテレータで遅延評価でストリームとか functional jargon が飛び交っている。こんなかっこいいもの作って 90 年代のハードウェアでまともに動いたのだろうか。そして謝辞に Jim Gray と Stonebraker が...

参考になったが、それ以上にかっこよさがやる気を起こす paper だった。