生焼け週報
Hugo への乗り換えに伴い blog の書き方も変えてみようと思う。具体的には頻度を上げて一回あたりの分量を短くしたい。 この数年来の願いは放っておいても叶う様子がない。数値目標をたてよう: 今四半期、毎週一度は何か書く。 さっそく水曜日にカレンダーを登録した。
短い間隔で短く書くと何が起こるか?文章はいいかげんになるだろう。 調べ物も深入りはしないだろう。考えは生煮えが増えるだろう。 それはよいのか?わからない。いまいちだったらごめんなさい。
このごろ文章を書くことについてよく考えている。 その果てに書くとは自分のための読み物を用意するプロセスだと見なすようになった。 自炊に近い。炊事に楽しさがあるように、書くこと自体にも楽しみはある。 でも根底にはあるのは書いたものを読む満足だと思う。料理をつくるのも、結局は食べたいからだからね。私の場合。
自分で読むだけなら公開することもないかなと、しばらく Evernote に書き溜めたり閉じたメディアに書いたりもしてみた。 それほど悪くもなかったけれど、どこか物足りない。虚栄心のスパイスが恋しくなる。
炊事のメタファをもてあそぶうちに気付いた: 長い文章ばかりを断続的に書くのは、ホームパーティのバーベキューで肉を焼くときしか料理をしないおっさんみたいなものだ。 健康的とはいえない。毎日は無理にしても日頃から台所に立ち、外食では不足しがちな材料や調味料を煮炊きしたい。 不慣れからくる生煮えも手を動かすうちに姿を消すだろう。体脂肪も落ちるだろう。
そんな期待で週刊発行を目指す所存でございます。 でも思いつきなので挫けたらやめます。