Book: Programming In Haskell

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なかなかよかった。なにより薄い。はじめて Haskell の本を読みきれた気がする。章末問題がよくできていて、途中まではちょこちょこ解いた。仕事がはじまってからは諦めた。もう少し解いた方がいい気がするが・・・。

Haskell, 相変わらず実用性を感じないけれど。一方で昔ほどは理不尽にも感じない。そして Rx など Haskell 発祥の技術が流行ってきたせいで、なるほどアレがコレなのかという発見がある。たとえば Erik Meijer が Rx だけでなく async/await を推した理由も、要するに do/return が欲しかったのか、みたいな。

例題にでてくる Monadic Parser みたいのを見るに、もしかしたら Kotlin の suspend method もうまくつかえば単純な非同期だけでなく monadic parser みたいのを作れるのかもしれない。パーサのコードはまっすぐに書き、しかし pull based でうごく XML parser みたいな。10年前に欲しかった・・・。

一冊流し読んだだけだとウンチクは溜まれどコードを書けるレベルは程遠い。せっかくなので もうちょっと周辺を読んでみたいけれど、あとがつかえてるのですぐには無理。でも気が向いたらなんかもう一二冊読みたいもんです。