Instant Pot

電気圧力鍋の Instant Pot を買った。前から圧力鍋が欲しいと思いつつ買いそびれていたところ、NYTimesHN で立て続けに記事を見かけ背中を押された。

調理時間の節約を謳っているが、けっこうトリッキー。レシピに載っている実際の加圧時間の他に加圧前の preheat が 10-15 分, 加圧後の減圧が 10-30 分かかる。だからオーバーヘッドが 20-45 分ある。加圧本体も 10-60 分くらいあるから、合計で一時間以上はかかる。短い時間で調理する道具ではない。

一方、この 1 時間のあいだ見張りは必要ない。放っておけばいい。だから他の調理があるときは Instant Pot の待ちをオーバーラップさせ時間を償却できる。週末のバッチ調理にあわせて使うにはもってこいの道具といえる。

オーバーヘッドがでかい一方鍋のサイズも大きいため大量に作るのに向いている。ただ保存がきく料理でないと大量に作っても嬉しくない。カレーやシチュー、角煮やゆで豚なんかはよい。食べきり前提の one-pot dish みたいなレシピを見かけるものの、上記の特性をいかせないので自分としてはいまいち。

圧力鍋だと他で得られない料理が作れる。しかも電動で失敗しづらい。その感動がカルト感につながっているのだろう。待ち時間は長いけど手はかからないでかい鍋という特性を活かしつつ使っていきたいもんです。とかいってレシピの調査に延々と時間をつかっている。そろそろ切り上げねば・・・